ホーム›ブログ›心のはなし

強く言われると言葉を失ってしまうあなたへ ― 頭が真っ白になる心の仕組みと、抜け出すための視点

強く言われると言葉を失ってしまうあなたへ ― 頭が真っ白になる心の仕組みと、抜け出すための視点のイメージイラスト

あなたは今、こんな経験がありませんか?

誰かに強い口調で何かを言われた瞬間、頭の中が真っ白になってしまう。

言いたいことはあったはずなのに、気づけば「はい」「すみません」としか言えていない。

その場を離れてから、「本当はこう言いたかった」という言葉が、次から次へと浮かんでくる。

「さっきはああ言えばよかった」と、何度も頭の中で繰り返してしまうこともあるかもしれません。

そのたびに、うまく言えなかった自分を、責めてしまってはいないでしょうか。

その繰り返しに、少し疲れてしまっている方もいるかもしれません。

そんな経験に、心当たりはありませんか。

職場で上司から強い口調で指摘されたとき、頭が真っ白になって何も言えなくなる。

家族から強い言い方をされたとき、反論したい気持ちがあっても、黙ってしまう。

友人同士の会話でも、押しの強い相手に押し切られて、自分の意見を引っ込めてしまうことがある。

電話口や接客の場面で強い口調を向けられたときも、同じように言葉が出てこなくなる方がいます。

パートナーや親など、身近な人の強い口調に対しても、同じように体が固まってしまう方もいます。

身近な相手であるほど、「嫌われたくない」という気持ちが強くなり、余計に言葉を飲み込みやすくなります。

強く言われると固まってしまう自分を、「気が弱いから」「自分がダメだから」と責めてしまう方は少なくありません。

けれど、それはあなたの性格が弱いからではありません。

心の奥にある、ある仕組みが働いているだけなんです。

なぜ、頭では分かっているのに言葉が出てこないのか

「言い返したほうがいい」「意見を伝えたほうがいい」ということは、頭では分かっている。

それなのに、いざその場になると、体がこわばって声が出なくなる。

このちぐはぐさに、戸惑ったことはないでしょうか。

実は、これは意志の問題ではありません。

人が何かを判断し、行動を選んでいるように見えて、その多くは潜在意識が先に反応しています。

強い口調や、圧のある態度を向けられた瞬間、潜在意識は「これは危険だ」と判断します。

そして、身を守るために、言葉よりも先に体を止めてしまうのです。

「言おう」と思う気持ちよりも早く、潜在意識のブレーキがかかってしまう。

だから、頭では分かっていても、言葉が追いつかないんですね。

心理学では、このように体が動けなくなる反応を「フリーズ反応」と呼ぶことがあります。

恐怖を感じたとき、人は「戦う」「逃げる」「固まる」のいずれかを選ぼうとしますが、強い口調の相手には、多くの場合「固まる」が選ばれます。

それは、逃げ場のない状況で、これ以上傷つかないようにするための、体の自然な防衛反応なのです。

この「固まってしまう」という反応には、多くの場合、幼いころの体験が関係しています。

小さい頃、大人や周りの人に強く言われて、怖い思いをした経験はありませんか。

その時に感じた恐怖や無力感は、記憶としてだけでなく、潜在意識の中にも刻まれます。

そして潜在意識は、「同じような場面になったら、また傷つくかもしれない」と学習してしまうのです。

一度そう学習すると、似たような口調や表情の人に出会うたびに、同じスイッチが入ります。

頭の中では「もう大人だし、大丈夫」と分かっていても、体のほうが先に反応してしまう。

これは、あなたを守ろうとする潜在意識の、精一杯の働きでもあります。

責めるべき仕組みではなく、労ってあげたい仕組みなんですよ。

ヒプノセラピーでは、幼いころの体験を通して形づくられた心の状態を、インナーチャイルドと呼びます。

強く言われて怖い思いをした小さな自分が、大人になった今も、心のどこかにそのまま残っていることがあります。

その小さな自分は、大人になった今の自分を守ろうと、今も一生懸命に働き続けているのです。

だからこそ、頭で「もう大丈夫」と思うだけでは、その小さな自分の不安まで消すことはできません。

幼い自分は、当時、自分の身を守る方法をほかに知らなかっただけなのです。

今のあなたが、その小さな自分に気づいてあげることが、何よりの安心につながります。

その場では何も言えなかったのに、一人になった途端、言いたかった言葉が次々とあふれてくる。

この現象を、「後から強くなる」と感じて、余計に自分を責めてしまう方も少なくありません。

けれど、これは自然な反応です。

その場では、身を守ることが最優先になるため、意見を組み立てる余裕がなくなります。

安全な場所に戻ってから、ようやく考える余裕が生まれ、抑えていた言葉が姿を現すのです。

私にもそういう時期がありました

私自身にも、押しの強い人にガーッと何かを言われると、とっさに何も言えなくなってしまう時期がありました。

「それは違うんじゃないかな」と思っていても、その場で意見を言うことができなかったんです。

だから、言葉を失ってしまうあなたの気持ちは、他人事とは思えません。

その戸惑いも、後になってから込み上げてくるモヤモヤも、よく分かるつもりです。

「言葉だけ」ではなかなか変わらない理由

こうした反応を変えたいと思って、「強くなろう」「堂々と話そう」と自分に言い聞かせた経験がある方も多いと思います。

けれど、言葉で言い聞かせるだけでは、なかなか変わらないことがほとんどです。

なぜなら、固まってしまう反応の原因は、頭で考える部分ではなく、潜在意識の奥にあるからです。

表面の意識でどれだけ「大丈夫」と唱えても、潜在意識の中にある古い記憶や思い込みが書き換わらなければ、体の反応は変わりません。

これは、あなたの努力が足りないという話ではありません。

そもそも、意識の力だけでは届きにくい場所に、原因があるということなんです。

だからこそ、潜在意識にやさしくアプローチしていく方法が必要になります。

私がご提供しているミラクルセッションは、そうした潜在意識の奥にある思い込みや、幼いころの記憶に働きかけていく、独自のセッションです。

強く言われて固まってしまう理由を一緒に紐解きながら、その奥にある古い思い込みを、少しずつ手放していくお手伝いをしています。

強く言われて言葉を失うたびに、「もっと強くならなければ」「気にしない人にならなければ」と、自分にプレッシャーをかけてしまうことがあります。

けれど、無理に強くなろうとするほど、体は余計に緊張し、かえって言葉が出にくくなることがあります。

必要なのは、強くなることではなく、固まってしまう反応の奥にある古い記憶を、そっと手放していくことです。

そうすることで、無理をしなくても、自然に自分の気持ちを伝えられるようになっていきます。

潜在意識にある古い思い込みがゆるむと、頭で我慢するのではなく、自然と言葉が出せるようになっていきます。

実際にセッションを受けた方からは、「自分の気持ちを大切にして、嫌なことを断れるようになった」という声が届いています。

また、「やりたいことができるようになった」「自分責めがなくなると、こんなに毎日が楽しいのですね」という声も届いています。

言葉が出せるようになると、行動が変わり、日々の表情まで少しずつ明るくなっていく方が多いのです。

今日からできる、3つの小さな一歩

セッションを受ける前にも、今日からできることがあります。

1つ目は、強く言われて言葉が出てこなかったとき、「言えなかった自分」を責めずに、まずそのままの自分を認めてあげることです。

「今の私には、それが精一杯だった」と、心の中でつぶやくだけでも構いません。

2つ目は、時間が経ってからでいいので、「本当はこう思っていた」という気持ちを、紙に書き出してみることです。

その場で言えなかったとしても、自分の気持ちに気づいてあげることが、潜在意識を少しずつゆるめていく第一歩になります。

3つ目は、余裕があるときに、呼吸を整えて体の力を抜く時間を、少しだけ作ってみることです。

体がゆるむと、心も少しずつゆるみやすくなっていきます。

まずは、一人で抱え込まなくて大丈夫です

強く言われてもすぐに言葉が出せる人と、自分を比べて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。

けれど、言葉が出るまでの速さは、性格の優劣ではなく、それぞれが育ってきた環境の違いによるものです。

今はまだ言葉が出せなくても、それは今のあなたの精一杯であり、責められることではありません。

少しずつでも、自分の気持ちに気づき、認めていくことで、心は確実にゆるんでいきます。

プチ体験セッションでは、どんな場面で言葉を失ってしまうのか、その背景にある思い込みを一緒に見つけていきます。

幼いころの記憶までさかのぼることもあれば、最近の出来事から紐解いていくこともあります。

今の状況や気持ちを整理するだけでも、心が軽くなったと感じる方は少なくありません。

強く言われると言葉を失ってしまうのは、あなたが弱いからではなく、幼いころからの記憶が、今も静かに影響しているからかもしれません。

その原因は、自分一人で気づくにはとても分かりにくい場所に隠れていることがほとんどです。

だからこそ、一人で「変わらなきゃ」と頑張り続ける必要はありません。

まずはプチ体験セッションで、悩みの原因と今の状況を一緒に整理することができます。

言えなかった言葉も、飲み込んできた気持ちも、あなたの中にちゃんと残っています。

その気持ちに、少しずつ光を当てていきませんか。

言葉が出せなかった過去の自分を責める必要はなく、これから少しずつ変わっていけば大丈夫です。

あなたのペースで、少しずつ言葉を取り戻していくお手伝いができたらと思っています。

どうか、一人で抱え込まずに、その気持ちを聞かせてください。

一人で頑張り続けなくても、大丈夫です。

あなたの中に眠っている言葉を、少しずつ取り戻していきましょう。

心と体が、少しずつ休まる時間を持てるようになることを、心から願っています。

どうぞ、これからのあなたに、たくさんの安心が訪れますように。

今日という日が、あなたにとって、その一歩を踏み出すきっかけになりますように。

First Step

まずは、お話を聞かせてください

「何から話せばいいか分からない」——それで大丈夫です。
うまく言葉にできないところから、一緒にほどいていきましょう。