久しぶりに会う人に「最近どう?」と聞かれるのがつらいあなたへ ― 近況を話すのが苦しくなる心の仕組みと、安心して人に会えるようになるために
あなたは今、「最近どう?」というたった一言に、胸がきゅっとなってしまうことはありませんか?
久しぶりに会う友だち。
何年ぶりかの同窓会。
親戚が集まるお正月。
楽しみなはずの場なのに、近況を聞かれる場面を想像しただけで、気が重くなる。
「うん、まあ、変わりないよ」と笑って答える。
でも心の中では、「こんな答えしかできない自分って、どうなんだろう」とつぶやいている。
相手の近況を聞くと、仕事のこと、家族のこと、新しく始めたこと、と輝いて聞こえる。
自分だけが、止まっているような気がしてくる。
帰り道、一人になると、どっと力が抜ける。
「次はもう行かなくていいかな」と思ってしまう。
もしこれが、あなたのことのように思えたなら、まず最初にお伝えしたいことがあります。
そう感じてしまうのは、あなたが弱いからでも、後ろ向きだからでもありません。
とても自然なことなんですよ。
「最近どう?」が重くなるのは、どんなとき?
この悩みは、人によって現れ方が少しずつちがいます。
たとえば、こんな場面です。
- 「仕事は?」と聞かれて、胸を張って言える話がないと感じる
- 自分の近況を話したあとに、「つまらない話をしてしまった」と思う
- 相手の話を聞いているあいだ、頭の中で自分と比べてしまう
- 近況を聞かれないように、先に相手の話ばかり聞いてしまう
- 会う前から、「何を話そう」と頭の中で答えを準備してしまう
- 会った帰りに、自分の受け答えを何度も思い返す
このうち、ひとつでも当てはまるなら、あなたの心は「近況を話す」ことを、ただの会話以上のものとして感じているのかもしれません。
つまり、近況を聞かれることが、「今の私は、合格かどうか」を確かめられる時間のように感じられているんですね。
本当は、ただの世間話です。
相手もそこまで深く考えていないことが、ほとんどです。
それでも心が反応してしまうのには、ちゃんと理由があります。
心の奥で起きていること
私たちの心には、表に出ている「顕在意識」と、その奥にある「潜在意識」があります。
潜在意識には、小さい頃からの経験や、まわりの大人の反応から、知らないうちに受け取った「思い込み」がしまわれています。
たとえば、こんなものです。
- ちゃんとしているときに、認めてもらえた
- できたことを見せると、喜んでもらえた
- うまくいっていない姿を見せると、心配されたり、困った顔をされたりした
- 「普通」から外れると、浮いてしまうように感じた
一つひとつは、ほんの小さな出来事です。
本人も、覚えていないことがほとんどです。
でも、幼い心は、そこから静かに学びます。
「ちゃんとしている私なら、ここにいていい」
「見せられるものがないと、安心できない」
これが、潜在意識に残る思い込みです。
大人になった今、その思い込みは、あなたを守ろうとして働いています。
「近況を聞かれる」という場面は、「今の自分を評価される場面」と、無意識のうちに結びついてしまうんです。
だから、何も悪いことが起きていないのに、胸がドキッとする。
身構えて、本当のことより無難な答えを選んでしまう。
これは、あなたの心が、あなたをがんばって守ろうとしている姿でもあるんですよ。
「比べてしまう」のも、自然な心の動き
近況の話をしているとき、つい相手と自分を比べて、落ち込んでしまうことがあります。
相手の話は、「いいところ」だけが切り取られて聞こえます。
人は、久しぶりに会う場で、うれしかったことや、がんばっていることを中心に話すものだからです。
一方で、自分のことは、うまくいっていない部分まで知っています。
毎日の迷いも、ため息も、全部知っています。
ですから、「相手の見えているところ」と「自分の見えすぎているところ」を比べると、どうしても自分が小さく感じられてしまいます。
これは、あなたの見方がゆがんでいるのではなく、見えている範囲がちがうだけなんです。
相手にも、話さなかった毎日があります。
同じように、迷って、立ち止まって、ため息をついている時間があるはずです。
そう思えると、比べて落ち込む気持ちが、少しだけゆるむことがあります。
一人で言葉を唱えるだけでは、変わりにくい理由
「そんなの気にしなくていい」
「自分は自分でいいんだ」
そう言い聞かせようとしたことがある方も、多いかもしれません。
それで楽になる日もありますよね。
でも、いざ久しぶりに会う場面になると、また胸がざわざわしてしまう。
それは、あなたの努力が足りないからではありません。
言い聞かせている言葉は、顕在意識、つまり頭の表面で考えていることです。
一方で、身構えるクセを作っているのは、その奥の潜在意識にある思い込みです。
頭では「大丈夫」と思っていても、心の奥がまだ「安心できない」と言っている。
このズレがあるうちは、前向きな言葉を重ねるほど、「できない自分」が目につく、ということも起こります。
また、幼い頃に傷ついた気持ちが、そのまま残っていると、なかなか前向きにはなれません。
自分を責めたり、小さく見せたりして、楽しい気持ちになりにくくなります。
ですから、「頑張って前向きに考えましょう」では、なかなか変わらないんです。
そこに気づくことが、まず大切な一歩になります。
今日から自分でできる、小さなこと
それでも、日々の中でできることはあります。
無理のない、小さなものを、ふたつご紹介しますね。
【ひとつ目】「最近どう?」の答えを、ひとつだけ決めておく
立派な近況を用意する必要はありません。
- 今週、おいしかったもの
- 最近、ちょっと気に入っている場所
- ここのところ、ほっとした時間
このくらいの、小さな話で十分です。
「近況」は、成果の報告ではなく、あなたの毎日の小さな「楽しい」を分けることだと考えてみてください。
【ふたつ目】会う前に、自分に声をかける
出かける前に、心の中で、こんなふうに声をかけてみてください。
「今日もよくやってるね」
「どんな話でも、私は私のままで大丈夫だよ」
声に出さなくても、かまいません。
はじめは、少し照れくさいかもしれません。
でも、自分に向けた言葉は、思っている以上に、あなたの奥の心に届いていきます。
気持ちが変わると、行動が変わっていきます
私がセッションを通して、いちばん感じていることがあります。
それは、気持ちが変わると、行動が自然に変わっていく、ということです。
身構える心がほどけると、「会いたくない」が「会ってみようかな」に変わります。
そして、「やってみたい」「話してみたい」と思うことが、少しずつ、口に出せるようになります。
セッションを受けてくださった方からは、こんな声をいただいています。
「今までは自分に自信がなくて、自分軸がなくて、どうしたらいいのかが分かりませんでした。
自分の感覚を信じられるようになってから、『あ、これが自分軸なんだな』と分かるようになりました」
「家族まで明るく、やさしく、元気になりました」
自分の気持ちが軽くなると、その空気は、まわりにも静かに広がっていきます。
人と会うことが「評価される場」から、「楽しい時間」に変わっていく。
それが、私にとっていちばんうれしい変化です。
ミラクルセッションが届けたいこと
私がご提供しているミラクルセッションは、私自身の経験とひらめきを、ヒプノセラピー(催眠療法)と融合させた独自のセッションです。
「ヒプノセラピーをやっている人なら誰でもいい」ではなく、「これでないとダメなんだ」と思っていただける内容を目指しています。
本を読んだり、動画を見たりすると、「なるほど」と思いますよね。
でも、そこで終わってしまって、「じゃあ、私の場合はどうなの?」というところが、なかなか落とし込めない。
だから、頭では分かっても、現実が動かない、ということが起こります。
マンツーマンで向き合うと、「一般的にはこうです」ではなく、「あなたの場合は、こうですね」というところまで、一緒に降りていくことができます。
そしてもうひとつ。
思い込みや心のブロックは、表面ではなく、根っこにあります。
ですから、考え方を上から塗り替えようとしても、また元に戻ってしまいます。
ミラクルセッションでは、その根っこの部分、潜在意識の奥から、やさしくほどいていきます。
このふたつがそろっているから、受けてくださった方が、少しずつ、確かに変わっていかれるのだと思います。
一人で頑張り続けなくて大丈夫です
「最近どう?」と聞かれて、胸が重くなる。
それは、あなたの心が、これまで一生懸命に、あなたを守ってきた証でもあります。
でも、これからは、そんなに身構えなくても、大丈夫になっていけるんですよ。
人と会うのが、また楽しみになる。
自分の話を、安心して話せる。
「今日も楽しかった」と一日を終えられる。
そんな毎日を、あなたにも過ごしてほしいと、心から願っています。
まずはプチ体験セッションで、悩みの原因と今の状況を、一緒に整理できます。
一人で頑張り続けなくて大丈夫です。
あなたの中に眠っている「やりたい」「話したい」を、そっと掘り起こしてみませんか?