優しさのつもりが、逆効果?
「どうしたの?何か怒ってる?」
夫からそう聞かれて、
「別に何でもないよ」
と答えたことはありませんか?
でも本当は、何でもないわけではないんですよね。
「どうして私ばっかり我慢しないといけないの?」
「もう少し私の気持ちもわかってほしい」
そんな思いが心の中にあるのに、口に出すことができない。
なぜなら、
「こんなことを言ったら相手が傷つくかもしれない」
「嫌な気持ちにさせたくない」
そう思ってしまうからです。
相手を傷つけないために、自分の本音を隠す。
一見すると、とても優しい行動のように思えますよね。
でも、実はここに落とし穴があるんです。
あなたが「何でもない」と言えば、相手は本当に何でもないのだと思ってしまいます。
あなたが我慢していることも、悲しい思いをしていることも、相手には伝わりません。
そして同じことが繰り返されるたびに、あなたの中には不満がどんどんたまっていくんです。
相手を傷つけないために本音を隠していたはずなのに、結果的に自分自身を傷つけてしまっているんですね。
もちろん、思っていることを何でもそのままぶつければいいということではありません。
「私はこうしてもらえるとうれしい」
「本当はこう感じていたんだよ」
そんなふうに、自分の気持ちを伝えるだけでもいいんです。
でも、それがわかっていても言えない人がいます。
なぜでしょうか?
それは潜在意識の中に、
「本音を言うと嫌われる」
「自分が我慢すればうまくいく」
そんな思い込みがあるからかもしれません。
過去の経験から身についた思い込みは、自分でも気づかないうちに、今の人間関係に影響していることがあるんです。
ヒプノセラピーでは、こうした潜在意識の奥にある思い込みに気づき、見直していくことを大切にしています。
本当の優しさは、自分の気持ちを押し殺すことではありません。
自分の気持ちも、相手の気持ちも、どちらも大切にすること。
あなたは今日、大切な人に自分の本当の気持ちを伝えられていますか?