本当は違うと思っているのに
友人と話しているとき、
「私はこう思うんだけど、あなたもそう思うでしょ?」
と言われて、
本当は違う考えを持っているのに、
「うん、そうだよね」
と、つい相手に合わせてしまうことはありませんか?
本当は自分の意見もあるけれど、
「ここで違うことを言ったら、気まずくなるかもしれない」
「相手の気分を悪くさせたくない」
「わざわざ反対するほどのことでもないし」
そう思って、自分の考えを飲み込んでしまう。
相手との関係を大切にしたいからこそ、良かれと思ってやっていることですよね。
でも、実はここに落とし穴があるんです。
いつも相手に合わせてばかりいると、自分の考えを表現する機会がどんどん減っていきます。
そして、その状態が長く続くと、
「私はどうしたいんだろう?」
「本当は何が好きなんだろう?」
と、自分が何を望んでいるのかさえ、わからなくなってしまうことがあるんです。
相手を大切にすることと、自分の意見を言わないことは、同じではありません。
意見が違っていても、相手を否定する必要はないんです。
「そういう考え方もあるんだね。私はこう思うよ」
こんなふうに、自分の考えを伝えてもいいんですよ。
大切なのは、相手の意見も尊重しながら、自分の気持ちも大切にすることです。
ただ、頭ではわかっていても、どうしても相手に合わせてしまう人もいます。
そんな人は、心の奥に
「自分の意見を言うと嫌われる」
「相手に合わせていないと受け入れてもらえない」
といった思い込みが隠れているのかもしれません。
こうした思い込みは、幼い頃からの経験などを通して、知らず知らずのうちに潜在意識に根づいていることがあります。
だからこそ、ただ「もっと自分の意見を言おう」と頑張るだけでは、なかなか変えられないこともあるんですね。
そんなときは、なぜ自分が相手に合わせてしまうのか、その心の奥にある思い込みに気づいていくことも大切です。
私のセッションでは、こうした潜在意識の思い込みを丁寧に見つめていきます。
まずは今日、誰かと意見が違ったときに、
「私はどう思っているんだろう?」
と、自分の心に聞いてみてください。
すぐに相手に伝えられなくても大丈夫。
自分の本当の気持ちに気づくことが、自分を大切にする第一歩になりますよ。