頑張ったのに、なぜか達成感を感じられないあなたへ
大きな仕事をやり遂げたのに、
なぜか「まだまだだ」と思ってしまう。
目標を達成したはずなのに、
喜びよりも先に、次の課題が気になってしまう。
そんな感覚に、心当たりはありませんか。
たとえば、
仕事でしっかり成果を出せたのに、
「これくらい当たり前」と流してしまう。
誰かに「すごいね」「頑張ったね」と言われても、
「いえいえ、そんな」と、
つい謙遜どころか、
本気で否定してしまう。
SNSで頑張っている人の投稿を見ると、
「自分はまだまだだ」と落ち込んでしまう。
家事や育児を毎日こなしていても、
「これくらい、やって当たり前」と、
自分の頑張りを数えないでいる。
そんなふうに、
日々のいろいろな場面で、
自分の「できたこと」を、
自分自身が軽く扱ってしまっていることがあります。
まわりからは「頑張ったね」と言われても、
自分では素直に「そうだね」と思えない。
そんなあなたに、まずお伝えしたいことがあります。
それは、
あなたの頑張りが足りないからではない、
ということです。
そんな自分を、責めないでください
達成感を感じられないと、
「感謝の気持ちが足りないのかな」
「贅沢な悩みなのかな」と、
自分を責めてしまう人がいます。
でも、
達成感を感じにくいことと、
感謝の気持ちがあるかどうかは、
まったく別の話です。
それは、
あなたの性格の問題でも、
努力が足りないという話でもありません。
心の奥に、
「できたこと」よりも「足りないところ」に
自然と目が向いてしまうくせが、
すでにできているだけなんです。
そのくせは、
あなたが悪くてできたものではありません。
長い時間をかけて、
知らず知らずのうちに、
身についてきたものなんです。
「もっとできたはず」「まだ足りない」
そんな言葉を、心の中で、何度も自分にかけてしまう。
それは、
あなたが向上心を持って、
誠実に取り組んできた証でもあります。
ただ、
その真面目さが、
いつのまにか、
自分を追い詰める方向に働いてしまうことがあるんです。
むしろ、
これだけ長い間、自分に厳しくしながらも、
ちゃんと頑張り続けてこられたということです。
それ自体が、本当はとても大きな力なんですよ。
厳しくすることでしか、
自分を動かす方法を知らなかっただけなのかもしれません。
だからこそ、
まずは、
「そう感じてしまう自分」を
責めるところから
手を離してあげてください。
私自身も、
かつては人に合わせすぎて、
自分の気持ちよりも、
まわりの反応を優先してしまうことがありました。
言いたいことがあっても、
うまく言葉にできなかったり、
押しの強い人に言われると、
何も言い返せなかったり。
意見を言って嫌われたらどうしよう。
言い返されたり、責められたりしたらどうしよう。
そんな怖さから、
「じゃあ、言わないでおこう」と
飲み込んでしまうことがあったんです。
自分の気持ちを後回しにする時間が続くと、
心は少しずつ疲れていきます。
だからこそ、
自分の気持ちを大切にできるようになると、
毎日の感じ方が変わっていくことを、
私は知っています。
なぜ「できたこと」より「足りないところ」に目が行くのか
人の心は、
小さいころの経験から、
たくさんの思い込みを作っていきます。
たとえば、
何かを頑張って「できた」ときに、
「よくできたね」という言葉より先に、
「次はこうしたらもっと良くなるよ」
という言葉を多く受け取ってきた場合。
そのこと自体は、
期待してくれていた、
成長を願ってくれていたという
愛情の表れでもあります。
けれど、
潜在意識は、
その積み重ねから、
「できたことよりも、
足りないところを見るのが普通」
というルールを、
静かに作ってしまうことがあるんです。
あるいは、
きょうだいや友達と比べられて、
「あの子はもっとできるのに」
と言われた経験も、
同じように影響することがあります。
子どもは、
まわりの大人に認めてもらうことで、
自分の存在を確かめていきます。
だから、
「もっとこうしたら」という言葉が続くと、
無意識のうちに、
「もっと頑張らないと、認めてもらえないかもしれない」
という不安を抱くようになることがあります。
その不安を感じないようにするために、
心は先回りして、
自分の足りないところを探すようになるんです。
これは、
傷つかないように自分を守るための、
いわば防衛反応のようなものです。
大人になった今も、
そのルールは意識しないまま働き続けます。
だから、
何かを達成しても、
喜びを感じる前に、
無意識に「次の課題」を探してしまう。
まるで、
足りないところを見つけないと
安心できないかのように、
心が動いてしまうんです。
これは、
あなたが欲張りだからでも、
満足できない性格だからでもなく、
幼いころに作られた
心のクセが、
今も動いているだけなんです。
同じような感覚を持っている方は、
決して少なくありません。
真面目に、誠実に生きてきた方ほど、
この心のクセを抱えていることが多いように感じます。
一人で「よくやった」と唱えても、変わりにくい理由
こうした心のクセに気づくと、
「じゃあ、自分で自分を褒めればいいんだ」
と思う方も多いと思います。
もちろん、
それはとても大切なことです。
ただ、
幼いころからの思い込みが
潜在意識の奥深くに根づいている場合、
頭で「よくやった」と唱えるだけでは、
なかなか変わりにくいことがあります。
よく「アファメーション」といって、
前向きな言葉を繰り返す方法がありますが、
思い込みが強く残っている状態でそれを行うと、
頭では唱えていても、
心のどこかで「本当はそう思えない」という声が
響いてしまうことがあります。
その結果、
余計に苦しくなってしまう方も少なくありません。
これは、
あなたの意志が弱いからではありません。
意識でいくら「大丈夫」と言い聞かせても、
その下にある潜在意識の思い込みが
書き換わっていなければ、
心はまた同じパターンを
繰り返そうとしてしまうんです。
たとえるなら、
表面の水面だけをかき混ぜても、
深いところの水の流れは
変わらないようなものです。
インナーチャイルドが
傷ついたまま、
思い込みを抱えたままだと、
前向きに考えようとしても、
なかなかうまくいかない。
そういうことが、
起こりやすいんですね。
「もっと頑張らなきゃ」
「これくらいで満足しちゃダメだ」
そんな声が、
心の奥から
聞こえてくることはありませんか。
それは、
幼いあなたが、
まだ安心できずにいる
サインなのかもしれません。
だからこそ、
自分の内側にある思い込みに、
外側からそっと光を当ててもらう、
というプロセスが役に立つことがあります。
自分では気づけなかった角度から、
心の仕組みを見つめ直すことができるからです。
気持ちが変わると、行動が変わっていきます
私がこの仕事を通じて、
何より実感してきたことがあります。
それは、
気持ちが変わると、行動が変わる、
ということです。
セッションを受けられた方からは、
「自分責めがなくなると、こんなに毎日が楽しいのですね」
「こんなに心も体も軽やかでスッキリするんですね」
というお声をいただいています。
やりたかったことに、
素直に手を伸ばせるようになった方。
自分の気持ちを大切にして、
嫌なことを断れるようになった方。
ご本人だけでなく、
ご家族まで明るく、優しく、
元気になったというお話も届いています。
自分の中にある「できたこと」を
自然に認められるようになると、
行動そのものが変わっていくんです。
これまで
「まだまだ」と
自分を追い立てていたエネルギーが、
「もっとやってみたい」という
前向きな力に変わっていく。
そんな変化を、
これまでたくさん見てきました。
「認められた」と感じられるようになると、
人は不思議と、自分から動き出せるようになります。
誰かに背中を押されなくても、
「これをやってみたい」という気持ちが、
自然に湧いてくるようになるんです。
今日からできる、小さな一歩
心の奥にある思い込みは、
すぐには変わらないかもしれません。
それでも、
今日からできることがあります。
まず一つ目は、
何かを終えたときに、
評価はいったん脇に置いて、
「ここまでやったんだな」と、
ひとことだけ、
心の中でつぶやいてみることです。
大きなことでなくていいんです。
「今日も一日、ちゃんと過ごせた」
それくらいの言葉で十分です。
二つ目は、
誰かに褒められたときに、
反射的に否定する前に、
一呼吸おいてみることです。
「そんなことないです」
と言いそうになったら、
一度、口を閉じて、
「ありがとうございます」
とだけ返してみてください。
三つ目は、
一日の終わりに、
「今日できたこと」を
一つだけ思い出してみることです。
どんなに小さなことでも構いません。
小さな一言や小さな習慣を
積み重ねていくことが、
やがて心の土台を、
少しずつ変えていきます。
一人で頑張り続けなくて、大丈夫です
それでも、
長年かけて作られた思い込みは、
自分一人の力だけで
変えていくのが難しいこともあります。
「頭ではわかっているのに、
気持ちがついてこない」
そんなふうに感じるのは、
あなたの努力が
足りないからではありません。
心の奥にある思い込みは、
これまで長い時間をかけて積み重なってきたものなので、
自分ひとりで見つけて、
ほどいていくのは、
簡単なことではありません。
誰かと一緒に、
自分でも気づいていなかった思い込みをたどっていくことで、
驚くほどすっきりと、
気持ちが軽くなることがあります。
もし、
「頑張っても満たされない自分」を
繰り返していると感じたら。
まずはプチ体験セッションで、
悩みの原因と、
今の状況を
一緒に整理することができます。
一人で頑張り続けなくて、
大丈夫です。
あなたの中には、
まだ気づいていない「やりたいこと」「言いたいこと」が、
きっと眠っています。
それを少しずつ掘り起こしていくお手伝いができたら、
私はとても嬉しく思います。
その一歩を、今日から、少しずつ踏み出していきましょう。
あなたが安心して、穏やかな毎日を過ごせますように。