認めてもらえないと落ち着かないあなたへ ― 承認欲求に振り回される心の仕組み
誰かに認めてもらえないと、落ち着かないあなたへ
あなたは今、
誰かに認めてもらえないと、
なんだかそわそわしてしまうことはありませんか。
SNSに投稿したあと、
反応が気になって、
何度もスマホを開いてしまう。
頑張って仕上げた仕事を、
誰にも褒めてもらえないと、
「これでよかったのかな」と不安になる。
会議で発言したあと、
「変なことを言っていないか」
と、あとになって気になってしまう。
仕事終わりに、
誰にも「お疲れさま」と言われないと、
今日一日が、
なんだか報われなかったように感じてしまう。
家族や友人に、
「大丈夫だよ」
「よくやったね」
と言ってもらえるまで、
心のどこかが落ち着かない。
家族との何気ない会話でも、
自分の言ったことが、
きちんと受け止めてもらえたかどうか、
確認したくなることがあります。
仕事で意見を求められても、
「これで合っていますか」
と、何度も確認しないと不安になる。
買い物ひとつでも、
誰かに「それでいいと思うよ」
と言ってもらえないと、
なかなか決められない。
誰かに何かを話したあと、
「今の言い方、変だったかな」
「気を悪くさせていないかな」
と、相手の反応をずっと気にしてしまう。
夜、
布団に入ってから、
今日の会話を思い返して、
「あれでよかったのかな」
と考え込んでしまうこともあります。
そんな自分のことを、
「かまってほしがりな人間だ」
「面倒くさい性格だ」
と、責めてしまっていませんか。
それは、
決して珍しいことではありません。
それは、あなたの弱さではありません
はじめに、お伝えしたいことがあります。
誰かに認めてもらいたい、
という気持ちは、
誰の中にもある、ごく自然な気持ちです。
それを強く感じてしまうことは、
あなたの性格が弱いからでも、
わがままだからでもありません。
私自身も、
人に合わせすぎてしまっていた時期がありました。
自分の意見よりも、
相手にどう思われるかを優先して、
言いたいことを飲み込んでいたことがあります。
押しの強い人に、
ガーッと言われると、
とっさに何も言い返せなくなることもありました。
「それは違うよね」
と思っても、
その場ではうまく言えなかったこともあります。
そういう経験があるからこそ、
自分の気持ちよりも、
相手の反応を優先してしまう気持ちが、
よくわかるんです。
人と比べて、
落ち込んでしまうことも、
私にはありました。
けれど、
それは特別なことではなく、
誰にでもある、ごく普通の気持ちだと思っています。
それでいいんです。
そのくらい、
人の反応は、
気になってしまうものなんです。
だから、
誰かに認めてもらえないと不安になる気持ちは、
私にもよくわかります。
あなたが悪いのではなく、
そうなってしまう理由が、
ちゃんとあるんです。
承認欲求が強くなる心の仕組み
なぜ、
誰かに認めてもらえないと、
落ち着かなくなるのでしょうか。
これは、
大きな出来事があったから、
というわけではありません。
日々のささいなやり取りの積み重ねの中で、
少しずつ作られていく思い込みなんです。
その理由は、
子どものころの経験にさかのぼることが多いです。
小さいころ、
「いい子にしていたら褒めてもらえる」
「頑張った結果を見せたら喜んでもらえる」
「言うことを聞いたら、機嫌をとってもらえる」
そんな経験を積み重ねていくうちに、
潜在意識は、
「認めてもらうことで、自分の価値が決まる」
という思い込みを、静かに作り上げてしまいます。
この思い込みは、
悪気があってできたものではありません。
小さな子どもにとって、
大人に認めてもらうことは、
安心して過ごすために、とても大切なことだったからです。
たとえば、
褒められたときだけ機嫌がよかった大人がそばにいると、
子どもは自然に、
「褒められること」と「安心」を、
同じものとして覚えてしまいます。
大人になってからも、
その結びつきがそのまま残っていると、
褒められない状況が、
まるで危険であるかのように、
感じられてしまうことがあるのです。
けれど、
その思い込みを持ったまま大人になると、
話は少し変わってきます。
誰かに認めてもらえないだけで、
まるで自分の存在そのものを、
否定されたように感じてしまうのです。
たとえば、
上司からの反応が薄いだけで、
「嫌われたのかもしれない」
と、必要以上に不安になってしまう。
友人から返信が少し遅れただけで、
「何か悪いことをしたかな」
と、頭の中で考え込んでしまう。
これは、
子どものころの自分の気持ちが、
今もまだ、心の奥で不安を抱えているサインでもあります。
子どものころ、
安心するために必要だった行動が、
そのまま大人になっても、
くり返されているだけなんです。
それだけ、
子どものころの経験は、
今の私たちに深く影響しているのです。
頭では、
「そこまで気にしなくていい」
とわかっていても、
なかなか気持ちがついてこないのは、
このためなんですね。
だからこそ、
「気にしすぎ」と片づけずに、
その気持ちの理由を、
やさしく見つめてあげることが大切です。
「前向きに考えよう」では変わりにくい理由
こうした思い込みに気づいたとき、
「もっと自分に自信を持とう」
「人の評価を気にしないようにしよう」
と、言葉で自分に言い聞かせようとする方は多いです。
「私は私のままでいい」
と、鏡に向かって言ってみても、
どこか他人事のように感じてしまう。
そんな経験がある方も、
少なくありません。
けれど、
それだけではなかなかうまくいかない、
と感じたことはありませんか。
それもそのはずで、
子どものころにできた思い込みは、
潜在意識の奥深くにしまい込まれています。
表面的な言葉をいくら重ねても、
その奥にある思い込みまでは、
簡単には届かないのです。
「気にしなくていい」
と、頭ではわかっていても、
誰かに何も言われない一日が続くと、
やっぱり心のどこかが、
ざわざわしてしまう。
そんな経験はありませんか。
まだ不安を抱えたままの、
子どものころの自分の気持ちが残っていると、
どれだけ「大丈夫」と自分に言い聞かせても、
心のどこかで、
その言葉を信じきれない自分が残ってしまいます。
だからこそ、
表面の考え方だけでなく、
その奥にある思い込みそのものに、
そっと働きかけていくことが必要になります。
心の奥が納得してはじめて、
言葉は本当の力を持ちます。
今日からできる、3つの小さな一歩
すぐに思い込みを手放すのは、
簡単なことではありません。
けれど、
今日から少しずつ始められることもあります。
一つ目は、
「認めてもらう前に、自分で自分を認める」ことです。
小さなことでいいので、
「今日はここまでやれた」
と、自分に向けて声をかけてあげてください。
これは、
潜在意識に向けて、
「自分は認めてもらえる存在だ」
という新しい経験を、
少しずつ届けていく作業でもあります。
二つ目は、
誰かの反応を待つ前に、
「自分はどう感じたか」を先に確かめることです。
「相手はどう思っただろう」
ではなく、
「自分はやってよかったと思えたかどうか」
に、意識を向けてみてください。
自分の気持ちを先に確かめる習慣が、
少しずつ、
「認めてもらえるかどうか」よりも、
「自分がどう感じるか」を、
大切にできるようになっていきます。
三つ目は、
不安になったときに、
「これは今の自分の気持ちで、事実とは限らない」
と、心の中で一度立ち止まることです。
たとえば、
返信が少し遅れただけで不安になったときは、
「相手にも都合がある」
と、心の中で言い直してみてください。
たとえば、
一日の終わりに、
「今日、自分ができたこと」を一つだけ、
心の中でつぶやいてみてください。
これだけで、
すぐに全部が変わるわけではありません。
けれど、
少しずつ積み重ねていくことで、
心の中の思い込みは、
確実にゆるんでいきます。
気持ちが変わると、行動が変わっていきます
これまで、
たくさんの方の心と向き合ってくる中で、
私が一番実感していることがあります。
それは、
気持ちが変わると、
行動が自然に変わっていく、
ということです。
誰かに認めてもらえないと不安だった思い込みがゆるむと、
人の反応を気にしすぎることが、
少しずつ減っていきます。
セッションを受けた方からは、
「自分の気持ちを大切にして、
嫌なことを断れるようになりました」
「自分責めがなくなると、
こんなに毎日が楽しいのですね」
といった声をいただくことがあります。
心も体も、
軽やかになったと感じる方が、
とても多いです。
誰かに認めてもらうためではなく、
自分がやりたいからやる。
そんなふうに、
自分の気持ちを軸にして動けるようになると、
毎日が驚くほど軽くなっていきます。
人の反応に振り回されなくなると、
自分の好きなことに、
もっと素直に時間を使えるようになります。
心が軽くなることで、
まわりの人との関係も、
自然と穏やかになっていくことが多いです。
これは、
潜在意識に働きかけることができる、
ミラクルセッションでも、
よく実感していただけることです。
ミラクルセッションは、
私自身の経験と、これまで培ってきた気づき、
その場でのひらめきアドバイスを、
ヒプノセラピーと融合させた、独自のセッションです。
私は、
自分でも気づかずに眠らせている、
「本当はこうしたい」
「本当はこう思っている」
という気持ちを、
一緒に掘り起こすお手伝いをしています。
「楽しい」と思える時間を、
少しずつ増やしていくこと。
それが、
穏やかな毎日への、
いちばん近い道だと思っています。
私は、
あなたにも、
自分を責めずに、
安心して穏やかな毎日を、
過ごしてほしいと思っています。
誰かに認めてもらうことだけを、
生きる支えにしなくても、
あなたはもう、
それだけで十分に価値のある人です。
言葉を変えようとするだけでは、
なかなか変わらないのは、
あなたの努力が足りないからではありません。
思い込みができた場所が、
もっと奥深いところにあるからです。
一人であれこれ考え続けても、
なかなか答えが見つからないときは、
無理をしなくて大丈夫です。
そのための最初の一歩として、
まずはプチ体験セッションで、
悩みの原因と、
今の状況を一緒に整理することができます。
一人で頑張り続けなくて、
大丈夫です。
誰かに認めてもらえなくても、
自分で自分を認めてあげられる。
今日という日を、
「楽しかった」と思って終えられる。
そんな毎日を、
心から願っています。
そんな穏やかな毎日を、
これから一緒に、
取り戻していきましょう。