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好きなものを「好き」と言えないのはなぜ? ― 本音の好みを隠してしまう心の仕組みと、取り戻し方

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「好きなんですか?」と聞かれた、あの一瞬

誰かに「それ好きなんですか?」と聞かれて、
一瞬、答えに詰まったことはありませんか。

本当は好きなのに、
「そんなに好きってわけじゃないんです」
と、つい小さく答えてしまう。

好きな音楽のことを聞かれて、
恥ずかしくなって話をそらしてしまう。

好きな服、好きな食べ物、好きな人、好きな趣味。
どれも、素直に「好き」と言えたら
どんなに気持ちがいいだろうと思いながら、
なぜか言葉が出てこない。

そんなことが、ありませんか。

好きなアイドルの話をするときも、
「そんなに好きってほどじゃ」と
先に言ってしまう。

SNSで好きな投稿を見つけても、
いいねを押す前に、
一瞬、指が止まる。

まわりにどう思われるかを
考えてしまうからかもしれません。

好きな本や映画の感想を
誰かに聞かれたときも、
本当はもっと話したいのに、
「まあ、普通かな」と
短く終わらせてしまう。

そんなふうに、
好きという気持ちを
小さくたたんでしまう癖が、
あなたにもあるかもしれません。

そういう瞬間が積み重なると、
「自分の好き」が、
だんだん分からなくなっていきます。

そんな自分を、
少し不思議に思うことも
あるかもしれません。

暗い部屋で膝を抱える

好きなものがないわけではありません

それは、あなたが冷めているからでも、
好きなものがないからでもありません。

ただ、好きだという気持ちを
外に出すことに、
ブレーキがかかっているだけなのです。

小さいころ、好きなものを
「変わってるね」と言われたり、
笑われたりした経験があると、
好きという気持ちを出すことが
少しだけ怖くなってしまうことがあります。

好きなものを否定されたとき、
好きという気持ちそのものが
悪いことのように感じてしまったのかもしれません。

それ以来、好きという気持ちが動いても、
口に出す前に、
そっと引き戻すクセがついてしまう。

これは、あなたの性格ではありません。
心が、あなたを守るためにつくった
ひとつの仕組みなのです。

子どものころ、
好きなアニメやキャラクターの話をして、
「まだそんなの好きなの」と
言われた経験がある人もいるかもしれません。

好きな色や、好きな遊びを
家族に笑われたことが、
心の奥に残っている人もいます。

そのとき感じた
恥ずかしさや、気まずさが、
大人になった今も、
好きという気持ちにブレーキをかけているのかもしれません。

大人になってからも、
好きなものの話をしたときに、
相手の反応が薄かったり、
興味なさそうにされたりすると、
同じように、
心が小さく縮んでしまうことがあります。

そうした小さな出来事が、
積み重なっていくことで、
「好きと言わないほうが、
安全だ」という感覚が、
少しずつ、
強くなっていくのです。

好きなものだけでなく、
「こんな仕事がしてみたい」
「こんな生き方をしてみたい」
という気持ちも、
同じようにしまい込んでしまうことがあります。

好きという気持ちは、
やりたいという気持ちにも
つながっているからです。

誰に悪気があるわけでもないのに、
その一言が、
小さな棘のように
心に残ってしまうことがあります。

好きという気持ちにブレーキがかかる心の仕組み

潜在意識は、
一度「危ない」と感じた気持ちを、
ずっと覚えています。

好きなものを笑われた、
変だと言われた、
興味を持たれなかった。

そんな経験が一度でもあると、
潜在意識は
「好きと言うと、傷つくかもしれない」
と学習してしまいます。

それからは、
好きという気持ちが動くたびに、
自動的にブレーキをかけて、
あなたを守ろうとするのです。

これは、幼いころに身につけた
ひとつの思い込みにすぎません。

本当のあなたが
好きなものを持っていないわけでも、
感情が薄いわけでもないのです。

ただ、好きと言うことが
安全だと、まだ思えていないだけ。

実は、私にも
人に合わせすぎて、
自分の気持ちを後回しにしていた時期がありました。

好きという気持ちも、
本当は同じ仕組みで
抑えられてしまうことがあります。

「好き」は、本来、
とても自然な気持ちです。

それにブレーキをかけているのは、
今のあなたを困らせたいからではなく、
むかしのあなたを
守ろうとした名残なのです。

たとえば、
一度やけどをした場所に、
二度と手を伸ばさなくなるのと
似ています。

痛い思いをしないように、
心が先に
動いてくれているだけなのです。

ただ、
やけどをした場所が、
もうすっかり治っているのに、
気づかずに
避け続けてしまうことがあるように、

好きという気持ちも、
今はもう安全なのに、
昔のままの
反応を続けてしまうことがあるのです。

この仕組みが強くはたらきすぎると、
自分が何を好きなのかさえ、
わからなくなってしまうことがあります。

それほどまでに、
潜在意識は
あなたを守ろうとしているのです。

「好きと言う」と決めるだけでは変わりにくい理由

「これからは好きと言おう」
そう決めても、
実際の場面になると
また同じように言葉を飲み込んでしまう。

そんな経験は、
ありませんか。

それは、意志が弱いからではありません。

言葉だけを変えようとしても、
その奥にある
「好きと言ったら傷つくかもしれない」
という思い込みは、
そのままだからです。

頭では「大丈夫」とわかっていても、
心の奥がまだ
「危ない」と感じているあいだは、
どうしても、
ブレーキのほうが先に働いてしまいます。

これは、努力が足りないからではなく、
心の奥の思い込みに
まだ届いていないからなのです。

「頑張って前向きに考えよう」
と思うだけでは、
なかなか変わらないのも、
同じ理由からです。

心の奥にある思い込みが
そのままになっていると、
どれだけ言葉を変えても、
また元に戻ってしまう。

だからこそ、
「好きと言えない自分」を
責める必要はありません。

言葉を変える前に、
まず、
心の奥にある思い込みに
気づいてあげることが
大切なのかもしれません。

「なぜ、好きと言えないのか」
その理由を、
自分でも気づかないまま
抱えている人は、
少なくありません。

人に合わせることに慣れている人ほど、
自分の「好き」という感覚そのものに、
気づきにくくなっていることもあります。

好きという気持ちは、
使わないでいると、
少しずつ、感じにくくなってしまうのです。

それだけのことなのです。

今日からできる、小さな一歩

無理に、
誰かに「好き」と言わなくても大丈夫です。

まずは、
自分の中だけで
「私はこれが好き」と
言ってみることから始めてみてください。

たとえば、
好きな音楽を聴きながら、
「これ、好きだな」と
心の中でつぶやく。

好きな服を着た日に、
「これ、気に入ってる」と
ひとこと思うだけでもいいのです。

声に出さなくても、
心の中で認めるだけで、
好きという気持ちは
少しずつ、安心して顔を出せるようになります。

慣れてきたら、
信頼できる相手にだけ、
小さく「好き」と伝えてみる。

その一歩が、
あなたの中の好きという気持ちを
少しずつ、取り戻していきます。

たとえば、こんなふうに
小さな一歩を重ねてみてください。

ステップ1。
一日の終わりに、
今日好きだと感じたものを
ひとつだけ思い出してみる。

ステップ2。
それを、ノートや
スマホのメモに
短く書いてみる。

ステップ3。
慣れてきたら、
信頼できる人に
「これ好きなんだ」と
声に出して伝えてみる。

一度にすべてを
変えようとしなくて大丈夫です。

ひとつずつ、
自分のペースで
進めていけば、それで十分です。

心の中には、
好きなものを
自由に好きと言えていた、
小さいころの自分が
まだ残っています。

その小さな自分に、
「好きって言っていいんだよ」と、
声をかけてあげるように、
今日から少しずつ、
好きという気持ちを
取り戻してあげてください。

完璧にできなくても大丈夫です。
三日でやめてしまっても、
また思い出したときに
やり直せば、それで十分です。

無理をして
一気に変わろうとしなくても、
いいのです。

一人で抱え込まなくて大丈夫

好きという気持ちは、
本当は、
とても自然なものです。

けれど、
長い間かけて身についた
思い込みを、
自分一人の力だけで
変えていくのは、
簡単なことではありません。

「好きと言おう」と
何度も自分に言い聞かせても、
気づくとまた、
同じように
気持ちを飲み込んでしまう。

そんな経験をしている方も
少なくありません。

それは、
あなたの頑張りが
足りないからではなく、
思い込みが生まれた
その奥の部分に、
まだ触れていないからなのです。

実際に、
気持ちの奥にある思い込みが
ゆるんでいくと、
行動が、
驚くほど自然に
変わっていきます。

「やりたいことができるようになった」
「自分の気持ちを大切にして、
嫌なことを
断れるようになった」
という声も届いています。

「自分責めがなくなると、
こんなに毎日が
楽しいのですね」
と話してくださった方もいました。

ご本人だけでなく、
ご家族まで
明るく、優しく、
元気になったという
お話も聞いています。

気持ちが変わると、
行動が変わる。

それを、
何度も見てきました。

好きという気持ちも、
同じです。

心の奥にある
思い込みがゆるめば、
好きという気持ちを
自然に、素直に
外に出せるようになっていきます。

「こんなに心も体も
軽やかで、
スッキリするんですね」
と驚かれる方もいます。

好きという気持ちを
少しずつ取り戻していくことは、
きっと、
毎日をもっと軽く、
もっと楽しくしてくれるはずです。

あなたにも、
自分を責めずに、
安心して過ごせる毎日を
送ってほしいと、
心から思っています。

自分でも気づかずに、
眠らせてしまっている
「好き」や「やりたい」を、
少しずつ掘り起こしていくことも
できます。

最終的には、
あなた自身の力で、
それができるようになっていくことを
願っています。

まずは、
プチ体験セッションで、
悩みの原因と、
今の状況を
一緒に整理することができます。

一人で、
頑張り続けなくて大丈夫です。

あなたの中に眠っている
「好き」という気持ちを、
一緒に
取り戻していきましょう。

今日という日が、
その最初の一歩になりますように。

きっと、大丈夫です。

First Step

まずは、お話を聞かせてください

「何から話せばいいか分からない」——それで大丈夫です。
うまく言葉にできないところから、一緒にほどいていきましょう。