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友だちの幸せを素直に喜べないのはなぜ? ― 胸がざわつく心の仕組みと、自分を責めなくていい理由

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あなたは今、身近な人の嬉しい知らせを聞いて、笑顔で「おめでとう」と言いながら、胸の奥がざわざわしていませんか?

友だちの結婚や出産。
同僚の昇進。
知り合いの新しい挑戦がうまくいったという話。

頭では「いいことだ」と分かっているのに、心のどこかが重くなる。

そして、そのあとに襲ってくるのが、こんな気持ちです。

「どうして素直に喜べないんだろう」
「私って、心が狭くて嫌な人間なのかな」

この記事では、そんなふうに自分を責めてしまうあなたに、まず伝えたいことがあります。

素直に喜べなかったからといって、あなたが悪い人だということは、まったくありません。

そのざわざわは、冷たさではありません

人の幸せを聞いて胸がざわつくと、多くの方が「自分は性格が悪いのではないか」と考えます。

でも、実はそうではないことがほとんどなんですよ。

本当に相手に関心がない人は、そもそも胸がざわつきません。

「へえ、そうなんだ」と、さらっと流してしまいます。

ざわつくということは、その話があなたの心の大事なところに触れたということです。

つまり、あなたの中に「私も、あんなふうになりたい」「私にも、あれが欲しい」という気持ちがあるからこそ、反応しているんですね。

たとえば、こんな場面を思い浮かべてみてください。

友だちが「やっと夢だった仕事に就けたの」と嬉しそうに話している。

あなたは笑顔でうなずきながら、心の中ではこうつぶやいています。

「私は何も変わらないまま、取り残されていくな」

このとき痛んでいるのは、相手への嫉妬というより、「まだ叶えられていない自分の願い」のほうかもしれません。

相手を責めたいわけではない。
自分の願いが、そっと痛んでいるだけなんです。

そう考えると、胸のざわつきは「嫌な感情」ではなく、「あなたの大切な願いを知らせてくれる合図」だと言えるのではないでしょうか。

窓辺でうつむく

なぜ、喜べない自分を責めてしまうのか

ざわつくこと自体は自然なことなのに、多くの方がそのあとで自分を責めてしまいます。

そこには、「人の幸せは喜ぶべきもの」という強い思い込みがあるからです。

この思い込みは、小さい頃から少しずつ心にしみこんでいきます。

「お友だちがおもちゃを貸してくれたら、ありがとうと言いなさい」
「妹や弟が褒められたら、お姉ちゃんなんだから一緒に喜びなさい」

こうした言葉を聞いて育つうちに、「嬉しくない気持ちは、持ってはいけないもの」と心が覚えてしまうことがあります。

感じてしまった気持ちを「いけないこと」と判断すると、その気持ちは行き場をなくして、心の奥に押し込まれます。

そして押し込まれた気持ちは、消えるのではなく、あとから「自分はダメだ」という声になって戻ってきます。

これが、「喜べない自分を責める」という流れの正体です。

ここで知っておいていただきたいのは、気持ちそのものに良い悪いはない、ということです。

本当に大切なのは、気持ちをどう感じたかではなく、その気持ちを持ったあなたが、どう扱われるかなんですよ。

もしあなたが、友だちの幸せを聞いて胸がざわついたとしても、態度では祝福の気持ちを伝えられているのなら、それは十分にやさしい行動です。

心の中で複雑な気持ちが動くことと、相手を大切に思うことは、同時にあっていいんです。

潜在意識が「ざわつき」を起こす仕組み

ここからは、少し心の仕組みのお話をします。

私たちの心には、普段意識している部分と、自分では気づいていない部分があります。

自分では気づいていない部分を、潜在意識と呼びます。

潜在意識には、これまでの経験から作られた「思い込み」がたくさん入っています。

たとえば、幼い頃に次のような場面が重なったとします。

  • 自分の気持ちよりも、周りに合わせることが大事だと感じる場面が多かった
  • 何かを欲しがると「わがまま」と言われた
  • いい成績やできたことを、あまり認めてもらえなかった

こうした経験が重なると、潜在意識に「私の願いは、叶わなくて当たり前」「私は後まわしにされる人」という思い込みができることがあります。

思い込みがあると、他の人が願いを叶えている場面を見たとき、潜在意識はこう反応します。

「ほら、やっぱりあの人は叶えられる人。私は違うんだ」

この反応が、胸のチクッとした痛みや、ざわつきになって現れます。

つまり、ざわつきの本当の原因は、目の前の友だちではなく、心の奥にある古い思い込みなんです。

インナーチャイルド、つまり幼い頃の自分の心が、まだ「欲しいと言ってはいけない」と思ったまま止まっている。

その幼い自分が、他の人の幸せを見るたびに「いいな」「私も」と小さな声を上げている。

そう考えてみると、ざわつく自分を責めるより、そっと寄り添ってあげたくなりませんか。

今日からできる、小さな3つのこと

心の仕組みが分かったところで、ご自分でできる小さなことをご紹介します。

むずかしいことは何もありません。

1. ざわつきに名前をつけて、気づく

胸がチクッとしたら、その気持ちを打ち消さずに、心の中でこうつぶやいてみてください。

「あ、今ざわついたな」

それだけで十分です。

気持ちに気づくだけで、押し込められていた気持ちは少し息ができるようになります。

2. 「私は何が欲しかったんだろう」と問いかける

ざわつきの奥には、あなたの願いがあります。

「私も、あんなふうに認められたかったのかな」
「私も、あんな時間を過ごしたかったのかな」

と、やさしく尋ねてみてください。

答えがすぐに出なくても大丈夫です。

問いかけるだけで、眠っていた「やりたい」が顔を出すことがあります。

3. 願いを、ほんの小さな行動にしてみる

見えてきた願いを、いちばん小さな一歩に変えてみましょう。

「習い事を調べてみる」
「行ってみたかったお店に、今度の休みに行く」
「10分だけ、好きなことに使う時間をとる」

このくらいの小さなことで構いません。

気持ちが少し認められると、不思議と行動も少しずつ変わっていきます。

人の幸せを見て胸がざわついたことが、自分の「やりたい」に気づくきっかけになる。

そう思えたら、あのざわつきも、少し違って見えてくるかもしれません。

一人で言葉を唱えるだけでは、変わりにくい理由

ここまで読んで、「それなら、前向きな言葉を唱えればいいのかな」と思われた方もいるかもしれません。

「私も幸せになれる」「人の成功を素直に喜べる」と、毎日自分に言い聞かせる方法です。

もちろん、それで気持ちが楽になる方もいらっしゃいます。

ただ、心の奥にある思い込みが残ったままだと、言葉と本音がぶつかってしまうことがあるんですよ。

口では「喜べる」と言っているのに、心の奥では「でも私は叶わない」とつぶやいている。

この状態だと、唱えれば唱えるほど「やっぱり私は変われない」と感じて、かえって疲れてしまうことがあります。

これは、あなたの努力が足りないからではありません。

思い込みは、頭で考えて作られたものではなく、幼い頃の体験や感情と結びついて、潜在意識に深く入っているものだからです。

頭で「そう思おう」としても、心の奥のインナーチャイルドが納得していなければ、なかなか変われないのは自然なことなんです。

大切なのは、頑張って前向きになることではなく、傷ついたまま止まっている幼い心に、安心を届けてあげること。

安心できると、気持ちが先に変わります。

気持ちが変わると、行動も自然に変わっていきます。

そして、人の幸せを見たときに「いいな」と感じながらも、「私は私のペースで進もう」と思える日が来ます。

一人で頑張り続けなくて大丈夫です

私のミラクルセッションでは、ヒプノセラピー(催眠療法)を使って、リラックスした状態で心の奥にある思い込みや、幼い頃の気持ちにやさしく触れていきます。

ミラクルセッションは、私自身の経験と、学んできた教え、その場でのひらめきをヒプノセラピーと融合させた、独自のセッションです。

「ヒプノセラピーなら誰でもいい」ではなく、「あなたの心に合わせたやり方でないと意味がない」という思いを込めています。

セッションを受けられた方からは、こんな声をいただいています。

「やりたいことができるようになりました」
「自分の気持ちを大切にして、嫌なことを断れるようになりました」
「自分責めがなくなると、こんなに毎日が楽しいのですね」

皆さんの行動が変わって、笑顔が増えていく。

それを見られることが、私にとって何よりの喜びです。

人の幸せを見て胸がざわつくあなたの中には、まだ形になっていない「やりたい」や「言いたい」が、きっと眠っています。

それは決して、叶えてはいけない願いではありません。

人と比べて落ち込む毎日より、「今日も楽しかった」と一日を終えられる毎日のほうが、ずっとあなたらしいはずです。

「何から整理すればいいのか分からない」という方は、まずはプチ体験セッションで、悩みの原因と今の状況を一緒に整理できます。

お話しするだけでも、心が少し軽くなる方は多いんですよ。

一人で頑張り続けなくて大丈夫です。

あなたの胸のざわつきは、あなたの「本当の願い」が、そっと手を挙げているしるしかもしれません。

今日、その小さな声に、耳を傾けてみませんか?

First Step

まずは、お話を聞かせてください

「何から話せばいいか分からない」——それで大丈夫です。
うまく言葉にできないところから、一緒にほどいていきましょう。