写真に写った自分を見て、がっかりしてしまうあなたへ ― 自分の粗探しをしてしまう心の仕組みと、やさしく見るための一歩
あなたは今、写真に写った自分を見て、ため息をついていませんか?
友だちが撮ってくれた写真が届いた。
本当はうれしいはずなのに、まず探してしまうのは自分の顔。
「顔が大きく見える」「笑い方が変」「なんだか疲れて見える」。
そう思った瞬間に、画面を閉じてしまう。
「この写真は載せないでね」と、思わず言ってしまう。
集合写真では、後ろの端のほうに立とうとしてしまう。
そんな場面に、心当たりはありませんか。
もしそうなら、まず知っていただきたいことがあります。
そう感じてしまうのは、あなたが悪いからでも、気にしすぎる性格だからでもありません。
このページでは、なぜ写真の中の自分にがっかりしてしまうのか、その心の仕組みを、やさしくひもといていきます。
写真の自分に、がっかりするのはなぜ?
実は、写真を見て「思っていたのと違う」と感じる人は、とても多いんですよ。
ひとつ目の理由は、見慣れている姿とのちがいです。
私たちが毎日見ている自分の顔は、鏡に映った顔です。
鏡の中では、表情を整えたり、角度を直したりして、「いちばん見られる自分」を無意識に選んでいます。
一方、写真は、ふとした瞬間をそのまま切り取ります。
話している途中の口もとや、笑い始めの少しくずれた表情も写ります。
だから、見慣れた自分との差に、心がびっくりしてしまうのかもしれません。
ふたつ目の理由は、自分のことだけを大きく見てしまう心の動きです。
集合写真を見るとき、ほかの人の顔はなんとなく眺めているのに、自分の顔だけは、ひとつひとつ細かく確かめていませんか。
人は、自分のことになると、小さなところまで気になってしまうものです。
でも、ほかの人は、あなたの顔をそこまで細かく見ていません。
多くの人は、写真の中の「自分」を見ていて、あなたのことは「一緒に写っている大切な人」として、ぼんやりと、やさしく眺めているものなんです。
ここまでは、誰にでも起こる自然なことです。
でも、がっかりが何日も心に残ったり、写真に写るのがつらくなったりするとき、その奥には、もう少し深い心の仕組みがあるのかもしれません。
粗探しのクセは、幼い頃の思い込みから
心の奥にある潜在意識は、私たちが小さい頃に受け取った言葉や空気を、そのまま覚えています。
たとえば、こんなことはなかったでしょうか。
- 人前に出るときは、きちんとしていなさいと言われた
- 見た目のことで、からかわれたり、比べられたりした
- ほかの子が褒められているのを見て、「私はそうじゃないんだな」と感じた
こうした出来事は、大人になった今では、ほとんど忘れているかもしれません。
でも、幼い心は、「ちゃんとしていないと、変に思われる」「そのままの私では、受け入れてもらえないかもしれない」と、ひっそり覚えていることがあるんです。
これが、いわゆるインナーチャイルドが傷ついたままの状態です。
傷ついた小さな自分は、安心できるように、がんばって周りの目を気にしてくれます。
写真に写った自分を厳しく見てしまうのは、「変に思われないように、先に確かめておこう」という、幼い心の守り方のクセなのかもしれません。
つまり、粗探しは、あなたの性格が悪いから起きているのではありません。
心が一生けんめい、あなたを守ろうとしてきた名残なんです。
だからこそ、「もっと自分を好きになろう」「見た目なんて気にしないようにしよう」と、力ずくで考え方を変えようとしても、うまくいかないことが多いんですよ。
一人で言葉を唱えても、変わりにくい理由
「そのままの私でいい」「私は十分きれい」。
鏡の前で、そんな言葉を自分にかけてみたことがある方もいるかもしれません。
もちろん、やさしい言葉をかけることは、悪いことではありません。
でも、頭では「そうだよね」と思えても、心のどこかで「でも、やっぱり違う気がする」とつぶやく声が聞こえる、ということはないでしょうか。
これは、言葉が足りないのではなく、心の奥にいる小さな自分が、まだ安心できていないからなんです。
たとえば、不安で泣いている子どもに、「大丈夫、泣かなくていいよ」と言っても、なかなか泣きやまないことがありますよね。
その子に必要なのは、正しい言葉よりも、「ここにいていいんだよ」と、気持ちごと受け止めてもらえることです。
潜在意識も、これと同じです。
頭で考えた前向きな言葉は、表面の意識には届いても、奥の思い込みまでは、なかなか届きません。
だから、一人で言葉を唱えるだけでは、元の気持ちに戻ってしまいやすいのです。
それは、あなたの努力が足りないからではありません。
仕組みの上で、そうなりやすいだけなんです。
今日からできる、小さな3つのステップ
それでも、日々の中で、少しずつ心をゆるめていくことはできます。
難しいことはいりません。次の3つのうち、できそうなものを、ひとつだけ選んでみてください。
【1】写真の「自分以外」を眺める
写真を見るとき、最初に自分を探すクセがあるなら、まず、ほかの人の表情や、背景を見てみてください。
誰が笑っているか、どんな場所だったか。
その日の空気を思い出すことで、写真の見方が少しずつ変わっていきます。
【2】「この日、楽しかったこと」を1つ思い出す
写真は、顔の出来を確かめるためのものではなく、その時間があったことを残すものです。
食べたもの、交わした会話、笑ったこと。
どんな小さなことでもかまいません。
「この日、楽しかったな」と思える場面を、1つだけ探してみましょう。
【3】親しい人の写真を見るときの目で、自分を見る
大切な友だちが、あなたと同じような表情で写っていたら、「顔が変」と思うでしょうか。
きっと、「いい笑顔だな」「この日、楽しそうだな」と思うのではないでしょうか。
人にはやさしく見えるのに、自分にだけ厳しくなってしまうなら、そのやさしい目を、ほんの少しだけ、自分にも向けてみてください。
うまくできなくても大丈夫です。
「ああ、またやっちゃった」と気づけただけで、もう十分です。
気づくことが、心がゆるむ最初の一歩になるんですよ。
気持ちが変わると、行動も変わっていく
私は、この仕事をしていて、「気持ちが変わると、行動が変わる」ということを、何度も目にしてきました。
自分を責める気持ちがゆるんでいくと、人は、本当にやりたかったことを、少しずつ口にしたり、行動に移したりできるようになります。
セッションを受けてくださった方からは、こんなお声をいただいています。
- やりたいことができるようになった
- 自分の気持ちを大切にして、嫌なことを断れるようになった
- 「自分責めがなくなると、こんなに毎日が楽しいのですね」
- 「こんなに心も体も軽やかでスッキリするんですね」
写真の中の自分に向ける目も、同じです。
「また変に写ってる」と身構えていた気持ちがゆるむと、「みんなで撮ったこの一枚が、うれしいな」と思える日が、少しずつ増えていきます。
そして、「撮ろうよ」と誘われたときに、笑顔で「いいね」と言えるようになる。
それは、ほんの小さな変化に見えて、毎日を楽しく過ごすうえで、とても大きな一歩なんです。
私がご提供しているミラクルセッションは、私自身の経験と斎藤一人さんの教え、その場でのひらめきをヒプノセラピー(催眠療法)と融合させた、独自のセッションです。
心の奥にある、幼い頃の思い込みややさしくされなかった記憶にそっと光を当てて、ご自身でも気づかずに眠らせている「やりたい」「言いたい」を掘り起こしていくお手伝いをしています。
「粗探しをやめなきゃ」と頑張らなくても、心の奥の安心が育っていくと、自然と、自分を見る目はやわらかくなっていきます。
もし、「一人で気持ちを整えようとしても、同じところに戻ってしまう」と感じていらっしゃるなら、まずはプチ体験セッションで、悩みの原因と今の状況を一緒に整理できます。
一人で頑張り続けなくて大丈夫です。
あなたが、あなたのままで、「今日も楽しかった」と一日を終えられる毎日を、心から願っています。
次にあなたが写真を開くとき、どんな気持ちで、その中の自分に会えたらうれしいですか?