返事が来ないだけで「嫌われたかも」と不安になるのはなぜ? ― 待つ時間がつらくなる心の仕組みと、安心を育てるヒント
あなたは今、送ったメッセージの返事が来なくて、気持ちが落ち着かなくなっていませんか?
既読はついているのに、返信がない。
何度もスマホを開いて、画面を確かめてしまう。
「さっきの一言、まずかったかな」
「もしかして、怒らせてしまったかも」
「嫌われたのかもしれない」
そんな考えが頭の中をぐるぐる回って、目の前のことに集中できない。
仕事や家事をしていても、心の半分はスマホのほうを向いている。
相手はただ忙しいだけ、ということも頭では分かっている。
それでも、不安だけが先に走ってしまう。
そして、そんな自分に気づいて「どうしてこんなことで不安になるんだろう」と、また落ち込んでしまう。
もし少しでも「これは私のことだ」と感じたなら、まず知っておいてほしいことがあります。
それは、あなたが弱いからでも、心が狭いからでもない、ということです。
返事を待つ時間に、心の中で起きていること
返事が来ない。
事実だけを見れば、ただそれだけのことです。
相手が仕事中かもしれない。
電車に乗っているかもしれない。
読んだけれど、あとでゆっくり返そうと思っているかもしれない。
理由はいくらでも考えられます。
でも不安が強くなると、心は「いちばん悪い答え」を選んで、本当のことのように感じてしまうんですよ。
「返事がない」という事実に、「嫌われた」という意味を、自分で付け足してしまう。
これは、頭がおかしいからではなく、心の自然な働きのひとつなんです。
人の心は、はっきり分からない状態をとても苦手にします。
だから分からない時間が続くと、そこを埋めようとして、つい悪い想像で答えを作ってしまうんですね。
「反応がない=大切にされていない」という思い込み
では、なぜ悪い答えのほうを選びやすい人と、そうでもない人がいるのでしょうか。
そのヒントは、幼い頃の経験にあります。
子どもは、まわりの大人の反応を見て、「自分は大切にされているかどうか」を感じ取っています。
声をかけたときに笑って応えてもらえたら、安心する。
忙しそうにされたり、返事がなかったりすると、「私が悪いことをしたのかな」と感じる。
大人から見れば、ほんの小さな出来事です。
でも、幼い心にとっては、とても大きな出来事なんですよ。
そうして心の奥に、こんな思い込みがそっとしまわれることがあります。
「相手の反応がないのは、私に問題があるからだ」
「反応をもらえないと、私は大切にされていない」
これは、いわゆるインナーチャイルド、つまり心の中に残っている幼い頃の自分が、いまも感じ続けている気持ちです。
大人になった今のあなたは、頭では「忙しいだけだよね」と分かっています。
けれど、潜在意識は、幼い頃のその感覚のままで反応してしまう。
だから、理屈では分かっているのに、不安が止まらないんです。
「頑張って気にしないようにする」では変わりにくい理由
不安になったとき、多くの人が最初に試すのは、「気にしないようにしよう」と自分に言い聞かせることです。
「大丈夫、大丈夫」
「考えすぎだよ」
「気にしない、気にしない」
もちろん、その場しのぎで少し落ち着くこともあります。
けれど、しばらくするとまた同じ不安が戻ってきて、「やっぱりダメだった」と落ち込んでしまう。
そんな経験はありませんか。
これは、あなたの努力が足りないからではありません。
言葉を唱えるのは、頭(考える心)でやっていることです。
でも、不安をつくっている思い込みは、頭ではなく、潜在意識のほうに深く根を張っています。
頭が「大丈夫」と言っても、心の奥の幼い自分が「でも怖いよ」と感じたままだと、どうしても気持ちはついてきません。
むしろ「気にしてはいけない」と押さえ込むほど、その感情は行き場をなくして、あとでもっと大きくなることもあるんですよ。
インナーチャイルドが傷ついたままだと、「頑張って前向きに考えましょう」だけでは、なかなか心は軽くなりません。
だからこそ、不安を消そうとするよりも、「そう感じてしまう自分がいる」と、まず認めてあげることが大切なんです。
今日からできる、小さな一歩
ここで、今日からひとりでできる小さなことを、いくつかご紹介しますね。
どれも、むずかしいことはありません。
気になったものをひとつ選んでみてください。
1. 不安な気持ちに、名前をつけてあげる
返事が来なくて落ち着かないとき、心の中でこう言ってみます。
「いま私は、不安になっているんだね」
消そうとせず、ただ気づいてあげるだけです。
気づいてもらえると、気持ちは少しだけ落ち着きやすくなります。
2. 事実と想像を、分けてみる
紙やスマホのメモに、ふたつ書き出してみましょう。
事実:「メッセージを送った。まだ返事が来ていない」
想像:「嫌われたかもしれない」
こうして並べてみると、「嫌われた」はまだ想像だと気づけます。
それだけで、心に少し隙間ができるんですよ。
3. 待っている間にすることを、先に決めておく
メッセージを送ったら、スマホを別の部屋に置いて、お茶を入れる。
好きな音楽をかける。
少し外を歩く。
「待つ時間」を「自分をいたわる時間」に変えてしまうんです。
4. 胸に手を当てて、自分にひとこと
「返事がなくても、私の価値は変わらないよ」
そっと声に出してもいいし、心の中でつぶやくだけでも大丈夫です。
うまく信じられなくても構いません。
言葉にして、自分に届けてあげることが大切なんです。
気持ちが変わると、行動が変わっていく
ここまで読んで、「それでも、不安になる自分を変えたい」と思われたかもしれませんね。
私がこれまで多くの方とお会いして強く感じているのは、「気持ちが変わると、行動が変わる」ということです。
心の奥の不安がゆるんでいくと、人はごく自然に、今までと違う動き方をするようになります。
実際に、ミラクルセッションを受けてくださった方からは、こんな声が届いています。
- やりたいことができるようになった
- 自分の気持ちを大切にして、嫌なことを断れるようになった
- 家族まで明るく、優しく元気になった
- 「自分責めがなくなると、こんなに毎日が楽しいのですね」
- 「こんなに心も体も軽やかでスッキリするんですね」
返事を待つことに心を奪われていた時間が、自分のやりたいことに向かう時間に変わっていく。
私は、その変化を見せていただくのが、何よりの喜びなんです。
ミラクルセッションは、私自身の経験と、斎藤一人さんの教え、そしてその場でのひらめきを、ヒプノセラピー(催眠療法)と融合させた、私独自のセッションです。
ヒプノセラピーの安心できる状態の中で、心の奥にしまわれている幼い頃の思い込みに、そっと光を当てていきます。
「返事が来ない=私が悪い」という古い思い込みが、「返事がなくても、私は私のままで大丈夫」という安心に変わっていく。
そんなお手伝いを、私はしています。
あなたの中に眠っている「やりたい」を、取り戻すために
人の反応が気になって仕方がないとき、私たちの心は、いつも相手のほうを向いています。
相手がどう思っているか。
嫌われていないか。
変に思われていないか。
それはつまり、自分の「やりたい」や「言いたい」が、どこかへ置き去りになっている、ということでもあるんですよ。
本当は、友だちに会いに行きたい。
本当は、新しいことを始めてみたい。
本当は、思っていることを素直に伝えたい。
そんな気持ちが、不安の下にそっと眠っているかもしれません。
私は、生きている限り、楽しいと感じながら過ごすことがいちばん大切だと思っています。
「私なんて」と落ち込む毎日より、「今日も楽しかったな」と一日を終えられるほうが、ずっといい。
あなたにも、そんな毎日を過ごしてほしいんです。
ひとりで頑張り続けなくて大丈夫です
返事が来ないだけで不安になってしまうのは、あなたの心が、これまで一生懸命に自分を守ってきた証でもあります。
その不安を、ひとりで「やめなきゃ」「直さなきゃ」と頑張らなくていいんですよ。
言葉を唱えても、気にしないようにしても、また同じところに戻ってきてしまう。
そんなときは、あなたの意志が弱いのではなく、心の奥の根っこに、まだ光が届いていないだけなのかもしれません。
もし「この不安の原因を、ちゃんと知りたい」と思われたなら、まずはプチ体験セッションで、悩みの原因と今の状況を一緒に整理できます。
一人で頑張り続けなくて大丈夫です。
あなたが、返事を待つ時間さえも穏やかに過ごせて、自分のやりたいことに心を向けられる日が来ることを、心から願っています。
今日、あなたの心は、どんなふうに「大丈夫だよ」と言ってほしがっているでしょうか。