古い手紙や写真が捨てられないのはなぜ? ― 過去を手放せない心の仕組みと、心軽やかに過ごすために
あなたは今、いつか捨てようと思いながら、そのままにしている物はありませんか?
押し入れの奥の古い手紙。
引き出しにたまった昔の写真。
もう着ないのに、手放せない服。
「そろそろ片づけなきゃ」と思って箱を開けてみる。
でも、一枚めくっただけで手が止まってしまう。
結局、そっとふたを閉じて、また元の場所に戻してしまう。
そんな自分に、ため息をついたことがあるかもしれません。
「どうして私は、こんなに思い切りが悪いんだろう」
「ちゃんとした人は、きっとパッと捨てられるのに」
と、心の中で自分を小さく責めてしまう方もいらっしゃいます。
でも、最初にお伝えしますね。
あなたが悪いのではありません。
物が捨てられないのは、意志が弱いからでも、だらしないからでもないんですよ。
手が止まるのは、自然なこと
物を手放そうとしたとき、胸がちくっとしたり、なんとなく重たい気持ちになったりすることがあります。
それは、心がちゃんと働いている証拠です。
古い手紙や写真は、ただの紙ではありません。
そこには、あの日の空気や、そのとき一緒にいた人、そしてそのころの自分の気持ちが、ぎゅっと詰まっています。
だから手に取った瞬間、頭で「もう必要ない」と分かっていても、心のほうが先に反応します。
「これを捨てたら、あのころの自分まで置いていくことになる気がする」
「大切だった気持ちが、なかったことになってしまう気がする」
そんな感覚が、静かにわいてくるんです。
手が止まるのは、あなたが冷たい人ではなく、気持ちを大切にできる人だからこそ。
まずは、そう受け止めてあげてくださいね。
潜在意識は、思い出を「守るもの」と考える
私たちの心には、自分で気づいている部分(顕在意識)と、気づかないところで働いている部分(潜在意識)があります。
頭では「もう使わないし、場所もとるし、捨てたほうがすっきりする」と考えています。
これは、気づいている部分の声です。
一方で、潜在意識は、損か得かではなく「安心か、不安か」で動きます。
潜在意識にとって、思い出の品は、過去の自分や大切な気持ちを守ってくれているお守りのようなもの。
それを手放すことは、守りを外すことのように感じられてしまうんです。
だから、頭ではやろうと決めているのに、体が動かない。
手が止まってしまう。
これは、心の奥があなたを守ろうとして、ブレーキをかけてくれている状態なんですね。
つまり、捨てられない自分を責める必要はありません。
ブレーキの奥にある気持ちに、目を向けてあげることのほうが大切なんです。
手放せない物の奥にある、置き去りの気持ち
では、そのブレーキの奥には、何があるのでしょうか。
多くの場合、そこには「まだ整理のついていない気持ち」が残っています。
たとえば、
言えなかった「ありがとう」。
伝えられなかった「ごめんね」。
もっとこうしていればよかった、という小さな心残り。
もう戻れないあのころへの、さみしさ。
そうした気持ちが、ちゃんと味わわれないまま心の奥にしまわれていると、その気持ちと結びついた物を手放すことが、とてもむずかしくなります。
物を捨てることは、気持ちにお別れを言うことと同じに感じられるからです。
ここには、幼いころの心の傷や、インナーチャイルド(心の奥にいる、子どものころの自分)が関わっていることもあります。
さみしかった気持ち、分かってほしかった気持ち。
そんな思いが満たされないままだと、「失いたくない」「手放すのが怖い」という気持ちが強くなり、物にしがみつくような形で表れることがあるんです。
これは、あなたの心が「まだ大事にしてほしいことがあるよ」と教えてくれているサインでもあります。
今日からできる、小さな一歩
ここで、ひとりでもできる小さなことをご紹介しますね。
「捨てる」ことを目標にしないのが、コツです。
1. 一つだけ、手に取ってみる
箱の中身を全部出す必要はありません。
一枚の写真、一通の手紙だけで十分です。
ゆっくり手に取って、眺めてみてください。
2. そのときの気持ちを、そのまま感じる
なつかしい。
さみしい。
少し苦しい。
どんな気持ちが出てきても、「そう感じるんだね」と受け止めてあげてください。
よい気持ちにしようとしなくて大丈夫です。
3. 自分にひとこと、声をかける
「あのときは、よくやってたね」
「いつもよくやってるね」
「大好きだよ」
そんなふうに、あのころの自分と、今の自分に、やさしく声をかけてみてください。
4. 捨てるかどうかは、決めなくていい
手放すのは、気持ちがほどけてからで十分です。
気持ちに「ありがとう」を伝えられたとき、物は自然と「もういいかな」という存在に変わっていくことがあります。
これは、あせって片づけるよりも、ずっとやさしいやり方なんですよ。
言葉だけで変えようとしても、戻ってしまう理由
ここまで読んで、
「じゃあ、毎日『私は過去を手放せる』と唱えればいいのかな」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、自分にやさしい言葉をかけることは、とても大切です。
ただ、言葉を唱えるだけでは、変わりにくいことも多いんです。
その理由は、手放せない気持ちの根っこが、頭で考える部分ではなく、潜在意識の奥にあるからです。
頭で「手放そう」と言い聞かせても、心の奥で「まだ守りたい」という気持ちが残っていると、そのたびにブレーキがかかります。
上から前向きな言葉を塗り重ねても、根っこが変わっていなければ、また元に戻ってしまうんですね。
だからこそ、「頑張って前向きに考えよう」では変わらないのです。
あなたの意志が足りないのではなく、アプローチする場所がちがうだけ。
心の奥に残っている気持ちが、ほどけて安心できたとき、はじめて考え方も行動も、自然に変わっていきます。
私は、気持ちが変わると行動が変わる、ということを、何よりも大切にしています。
気持ちがほどけると、行動が変わる
ミラクルセッションを受けてくださった方から、こんな声が届いています。
「一番大きな変化は、過去への執着が手放せたことです。
今まで捨てることのできなかった30年以上前の手紙や写真も、パッと捨てることができました。
今は穏やかに、心軽やかに過ごせています」
無理に頑張って捨てたわけではありません。
気持ちが軽くなったから、行動が自然についてきたんです。
また、こんな声もあります。
「今までは自分をほめたり、体を休めたりということができていませんでした。
セッションのあとは自分を大切にすることができるようになって、自分自身に寄り添った行動ができるようになりました」
過去を手放すことは、決して思い出を捨てることではありません。
思い出に守られなくても、今の自分は大丈夫だと、心の底から思えるようになること。
そうすれば、大切な思い出は、胸の中で静かにあたたかく残り続けます。
私は、あなたの心の奥で眠っている「やりたい」「言いたい」を掘り起こすお手伝いをしています。
過去にとらわれず、今を楽しんで、やりたいことをやれる毎日を過ごしてほしい。
それが、私の一番の願いです。
自分ひとりで抱え込まなくていい
ミラクルセッションは、私自身の経験と斎藤一人さんの教え、その場でのひらめきアドバイスを、ヒプノセラピー(催眠療法)と融合させた独自のセッションです。
「ヒプノセラピーをしている人なら誰でもいい」ではなく、「これでないとダメなんだ」という思いを込めています。
本を読んだり、動画を見たりすると、「なるほど、そうなんだ」と思いますよね。
でも、そこで終わってしまって、「じゃあ、私の場合はどうなの?」という大切なところまでは、なかなか落とし込めません。
だから、頭では分かっても、現実はなかなか動かないんです。
マンツーマンで向き合うと、「一般的にはこうです」ではなく、「あなたの場合はこうですね」というところまで、一緒に降りていくことができます。
そしてもう一つ。
思い込みや心のブロックは、表面ではなく、潜在意識の奥の根っこにあります。
考え方を上から塗り替えようとしても戻ってしまうのは、そのためです。
ミラクルセッションは、その根っこの部分から、潜在意識から解放していきます。
この二つがそろっているから、受けてくださった方がどんどん変わっていかれるのだと思います。
もし、あなたも
「過去のことが、なかなか手放せない」
「頭では分かっているのに、気持ちがついてこない」
と感じているのなら、まずはプチ体験セッションで、悩みの原因と今の状況を一緒に整理できます。
一人で頑張り続けなくて大丈夫です。
あなたの心が軽くなって、「今日も楽しかった」と一日を終えられる毎日が、すぐそこに待っていますよ。
あなたの箱の中にあるのは、手放したい過去でしょうか。
それとも、まだ誰にも話せていない気持ちでしょうか。