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約束が中止になって「ほっとした」自分を責めてしまうあなたへ ― 心の仕組みと、安心して自分を認めるために

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あなたは今、約束が中止になったとき、ほっとしてしまう自分を「ひどい人間かも」と思っていませんか?

友だちとの食事。
職場の集まり。
楽しみにしていたはずの予定。

それが急になくなったと分かった瞬間、胸の奥がふっと軽くなる。
「行かなくていいんだ」と、体の力が抜けていく。

そのすぐあとに、こんな声が聞こえてくることがあります。

「楽しみにしてくれていた人に、悪いな」
「ほっとするなんて、私って冷たいのかな」
「本当は、会いたくなかったのかな」

そして、相手には「残念だね」と返しながら、心の中ではこっそり喜んでいる自分に、うしろめたさを感じてしまう。

もしあなたにそんな覚えがあるなら、まず最初にお伝えしたいことがあります。

それは、あなたが悪いのではない、ということです。

ほっとしてしまうのは、冷たいから?

ほっとする気持ちが湧くと、多くの方は「私は人に対して冷たいのではないか」と考えます。

でも、よく思い出してみてください。

その約束の相手のことを、あなたは嫌いでしたか?

おそらく、そうではないはずです。
大切に思っているからこそ、会う日に向けて、いろいろ考えてきたのではないでしょうか。

何を着ていこうか。
何を話そうか。
相手が楽しめるように、場の空気をどうしようか。

好きな人だからこそ、気をつかう。
それは、やさしい人ほど自然にやっていることなんですよ。

ほっとしたのは、相手が嫌いだからではありません。
「ちゃんとしなきゃ」と張っていた気持ちが、ゆるんだだけなんです。

つまり、ほっとする気持ちと、相手を大切に思う気持ちは、ちゃんと両立します。
矛盾していないんです。

食卓で思いつめる

会う前の心は、思っている以上にがんばっている

人と会うというのは、実はとても心を使うことです。

約束の日が近づくと、頭の片すみでずっと予定のことを考えている。
当日の朝は、少し早起きをして支度をする。
待ち合わせ場所に向かいながら、頭の中で会話の流れを思い浮かべる。

そして会っているあいだも、相手の表情や声の調子をさりげなく受け取りながら、場がやわらかくなるように動いている。

これは、とても細やかな心づかいです。
でも、本人はそれを「当たり前のこと」だと思っているので、自分がどれだけ心を使っているか、あまり気づいていません。

だからこそ、予定がなくなったときに、その張りが一気にゆるんで、「ほっ」という気持ちになるのです。

たとえば、ずっと重い荷物を持っていた人が、「その荷物は持たなくていいですよ」と言われたら、肩がすっと軽くなりますよね。

それを「荷物を持つのが嫌だったんだな」と責める人はいません。
ただ、ずっと持っていたから、軽くなってほっとしただけです。

心も、それと同じなんです。

幼い頃の思い込みが、ほっとする自分を責めさせる

では、なぜほっとしただけなのに、「ひどいことをした」と感じてしまうのでしょうか。

そこには、潜在意識の中にある思い込みが関わっていることがあります。

私たちは、幼い頃に、周りの大人の反応を見ながら「こうすれば受け入れてもらえる」「こうすると困らせてしまう」ということを、少しずつ心に刻んでいきます。

たとえば、
「人の期待には応えるのがいい子」
「楽しそうにしていないと、相手ががっかりする」
「自分の都合より、相手の気持ちを先にするのが正しい」

こうした考えが、いつのまにか心の奥にしみこんでいくことがあるんです。

それ自体は、人を思いやるやさしさから生まれたものです。
だから、悪いものではありません。

ただ、その思い込みが強いままだと、
「本当は行きたくない気持ちがある自分」
「休めて嬉しい自分」
を、心のどこかで「いけないもの」として扱ってしまうんですね。

本当は、ただの自然な気持ちなのに。

潜在意識は、「相手を大切にする自分」でいたいと願っています。
そのため、ほっとした自分を見つけると、「それは違う」と急いで打ち消そうとして、責める声を出してしまうのです。

つまり、自分を責める声は、あなたを悪者にしたいのではなく、「いい人でいたい」という気持ちの裏返しなんですよ。

「前向きに考えよう」だけでは変わりにくい理由

ここで、こんなふうに思う方もいるかもしれません。

「じゃあ、ほっとしてもいいんだ、と思うようにすればいいのかな」

たしかに、頭で理解することは大切な第一歩です。

でも、「ほっとしてもいい」「自分を責めない」と何度も言い聞かせても、また同じような場面になると、同じ声が聞こえてくる。
そんな経験をした方は、きっと少なくないと思います。

それは、あなたの努力が足りないからではありません。

思い込みは、頭ではなく、潜在意識のもっと奥のほうにあります。
言葉で上から「こう考えましょう」と塗り替えようとしても、心の根っこが変わっていなければ、またもとに戻ってしまうのです。

幼い頃の気持ちが傷ついたままだと、どうしても「自分を責める」「自分を後回しにする」というクセが残りやすくなります。
インナーチャイルドと呼ばれる、心の中の小さな自分が、「ちゃんとしないと嫌われる」と思ったままだからです。

だから、「頑張って前向きに考える」だけでは、なかなか変われません。

大切なのは、気持ちが先に変わること。
気持ちがゆるんで、安心できるようになると、考え方も行動も、自然と変わっていきます。

私は、気持ちが変わると行動が変わる、ということを、何よりも大切にしています。

今日からできる、小さな一歩

それでも、日々の中で、少しだけ心をゆるめるためにできることがあります。

それは、ほっとした自分に、そっと声をかけることです。

予定がなくなって、ほっとしたとき。
そのあとで、「ひどいかな」という声が聞こえてきたとき。

その声を無理に消そうとしなくて大丈夫です。
代わりに、心の中でこう言ってあげてください。

「今日もよくやってるね」
「いつも気をつかってるんだね」
「大好きだよ」

なんだかくすぐったいかもしれません。
最初は、うまく言えなくても構いません。

でも、これを続けていくと、
「ほっとした自分」を「いけない自分」として扱うクセが、少しずつゆるんでいきます。

もうひとつ、おすすめしたいことがあります。

約束の予定が入ったときに、自分に聞いてみることです。

「私は、本当はどうしたいかな?」

行きたいのか。
少し疲れているのか。
会いたいけれど、短い時間がちょうどいいのか。

答えが出なくても大丈夫です。
自分に聞いてあげる、ということ自体が、自分の気持ちを大切にする練習になります。

自分の気持ちを聞いてもらえた心は、安心します。
安心した心は、無理にがんばらなくても、人と穏やかにつながれるようになっていきます。

本当の「会いたい」を取り戻す

ほっとする自分を責めなくなると、不思議なことが起こります。

「行かなきゃ」と思って出かけていた予定が、「行きたいから行く」に変わっていくんです。

気が進まない日は、「今日はゆっくりしたいから、また今度ね」と、やさしく伝えられるようになる。
そして、会うと決めた日は、心から楽しめるようになる。

これは、冷たくなることではありません。
自分の気持ちを大切にできるようになると、相手の気持ちも、より自然に大切にできるようになるんですよ。

実際に、ミラクルセッションを受けてくださった方から、こんなお声をいただいています。

「自分の気持ちを大切にして、嫌なことを断れるようになりました」

気持ちが変わると、行動が変わる。
そして、表情がやわらかくなって、笑顔が増えていく。
私は、その変化を見ることが、この仕事をやっていて本当によかったと思える瞬間です。

ちなみにミラクルセッションは、私自身の経験と、ある大切な教え、そしてその場でのひらめきを、ヒプノセラピー(催眠療法)と融合させた、独自のセッションです。
「ヒプノセラピーをやっている人なら誰でもいい」ではなく、「これでないとダメなんだ」と思っていただけるように、そんな意味を込めた名前をつけました。

私自身、人に合わせすぎていた時期があったので、あなたの気持ちはよく分かります。

本や動画で「なるほど」と思っても、「じゃあ、私の場合はどうなの?」という肝心なところは、なかなか見えてこないものです。
そこで終わってしまうと、頭では分かっているのに、現実はなかなか動きません。

マンツーマンで向き合うと、「一般的にはこうです」ではなく、「あなたの場合はこうなんですね」というところまで、一緒に降りていくことができます。

そしてもうひとつ。
思い込みや心のブロックは、表面ではなく、潜在意識の根っこにあります。
だから、上から考え方を塗り替えようとしても、戻ってしまうんですね。
根っこの部分から、潜在意識から解放していくので、無理なく変わっていくことができます。

この二つがそろっているから、受けてくださった方が、どんどん変わっていかれるのだと思っています。

もしあなたが、
「ほっとした自分を責めずに、人とのつきあいを楽しめるようになりたい」
「やりたいこと、言いたいことを、自分の中に眠らせたままにしたくない」
と感じているなら、まずはプチ体験セッションで、悩みの原因と今の状況を一緒に整理できます。

一人で頑張り続けなくて大丈夫です。

ほっとした自分も、あなたの大切な一部です。
その自分を、今日からそっと抱きしめてあげませんか?

First Step

まずは、お話を聞かせてください

「何から話せばいいか分からない」——それで大丈夫です。
うまく言葉にできないところから、一緒にほどいていきましょう。