お祝いされると落ち着かないのはなぜ? ― 主役になる場面でそわそわする心の仕組みと、安心して受け取れるようになるために
あなたは今、自分の誕生日が近づくと、気持ちが少し重くなっていませんか?
家族や友人が祝ってくれるのは、ありがたい。
そう思っているのに、いざその場になると、どんな顔をしていいか分からなくなる。
「おめでとう」と言われても、「いえいえ」と流してしまう。
お祝いの席で自分に視線が集まると、胸がそわそわして、早く終わらないかなと思ってしまう。
そして帰り道に、「せっかく祝ってくれたのに、もっと喜べばよかった」と、ふと思う。
そんな経験はありませんか。
もしそうだとしても、あなたが冷たい人だからでも、ひねくれているからでもありません。
そう感じてしまうのは、とても自然なことなんですよ。
主役になると、なぜ落ち着かないの?
お祝いの場面は、本来はうれしい時間のはずです。
でも、うれしさより先に「落ち着かない」が出てくる方は、実はたくさんいらっしゃいます。
たとえば、こんな場面です。
- みんなの前でお祝いの言葉を言われると、顔が固まってしまう
- お祝いの品をもらうと、うれしいより先に「お返しをしなきゃ」と考えてしまう
- 自分のためにお店を予約してもらうと、「手間をかけさせて悪いな」と思ってしまう
- 「今日はあなたが主役だよ」と言われると、かえって居心地が悪い
どれかひとつでも思い当たるなら、あなたの心は、とてもまじめで、まわりを大切にしているのかもしれません。
人に気をつかえる、やさしい人ほど、「自分が真ん中に立つこと」に慣れていないことが多いんですよ。
心の奥にある「目立たないほうが安心」という思い
では、なぜ主役になるとそわそわするのでしょうか。
ひとつの見方として、潜在意識の働きがあります。
潜在意識は、自分でも気づかないところで、毎日の反応を決めている心の部分です。
そして、いつも同じ場面で同じ反応をするように、せっせと働いてくれています。
この潜在意識は、「慣れているもの」を安全、「慣れていないもの」を注意が必要なもの、と受け取る性質があります。
もし、これまでの暮らしの中で、「出しゃばらないほうがいい」「控えめでいなさい」「自分のことは後回しに」という空気に長く触れてきたとしたら。
自分が真ん中に立つことは、心にとって「慣れない場面」になります。
すると、うれしいはずのお祝いの席でも、潜在意識は「いつもと違うよ、気をつけて」と、胸のざわつきで知らせてくれるんです。
つまり、そわそわは、あなたを守ろうとする心の働きでもあるんですよ。
あなたがおかしいのではありません。
幼い頃の思い込みが、今の「受け取れない」をつくることも
こうした反応のもとには、幼い頃に心の中で作られた思い込みが関わっていることがあります。
子どもの頃は、まわりの大人の反応を見ながら、「こうしたら喜ばれる」「こうしたら迷惑になる」を、まっすぐに覚えていきます。
たとえば、
- おとなしくしているとほめられた
- 兄弟や友だちを優先すると「えらいね」と言われた
- はしゃぐと「静かにしなさい」と言われた
こんなことが重なると、幼い心は「目立たないほうが、ここにいていいんだ」と受け取ることがあります。
もちろん、まわりの大人に悪気があったわけではありません。
そのときの心が、そう感じ取っただけなんですよ。
でも、その思い込みは大人になっても、静かに残り続けることがあります。
そして、自分がお祝いされるような場面で、ふっと顔を出すんです。
これが、いわゆるインナーチャイルドが残している、小さな思い込みです。
幼い頃の自分が、「目立たないように、迷惑をかけないように」と、いまも一生懸命がんばっているようなものなんですね。
「素直に喜ぼう」と頑張っても、変わりにくい理由
「次の誕生日こそ、素直に喜ぼう」
「ありがとうって、笑顔で言おう」
そう決めて臨む方もいます。
でも、いざその場になると、やっぱり固まってしまう。
そして、「また喜べなかった」と、少しがっかりしてしまう。
これは、意志が弱いからではありません。
頭で決めたことよりも、潜在意識に残っている「慣れ」のほうが、ずっと力が強いからなんです。
鏡の前で「私は祝われていい」と唱えてみても、心の奥が「でも、目立たないほうが安全だよ」と思っているままだと、言葉だけが上滑りしてしまいます。
気持ちが先に変わると、行動は自然についてきます。
でも逆に、気持ちが置き去りのまま行動だけ頑張ろうとすると、どこかで疲れてしまうんですよ。
だから、「頑張って前向きに考える」だけでは、なかなか変わりにくいのです。
今日からできる、小さな一歩
それでも、日々の中でできる小さなことはあります。
ひとつだけ、お伝えしますね。
誰かに「おめでとう」と言われたら、「ありがとう」だけを返してみてください。
「いえいえ」も「そんなことないです」も、付けなくて大丈夫です。
上手に喜べなくても、笑顔がぎこちなくても、かまいません。
「ありがとう」の一言を返せたら、それはもう、ちゃんと受け取れているんですよ。
そして、その夜、ひとりになったときに、心の中で自分にこう言ってあげてください。
「今日もよくやってるね」
「大好きだよ」
人にはやさしい言葉をかけられるのに、自分にはなかなかかけてあげられない方が多いんです。
だからこそ、自分に向けてのこの一言が、じんわり効いてきます。
気持ちが変わると、行動が変わっていく
私のミラクルセッションを受けてくださった方から、こんな声をいただいています。
「自分責めがなくなると、こんなに毎日が楽しいのですね」
「やりたいことができるようになりました」
気持ちが軽くなると、不思議と、行動が変わっていきます。
祝われることをただ喜べるようになる。
自分の「やりたい」を口に出せるようになる。
「今日も楽しかった」と、一日を終えられるようになる。
こうした変化が、無理をしなくても起きてくるんですよ。
私は、あなたの中で眠っている「やりたい」や「言いたい」を、そっと掘り起こすお手伝いをしています。
そして最終的には、あなた自身が、それを自由にできるようになってほしいと願っています。
生きている限り、楽しいと感じながら過ごせる毎日のほうが、ずっといいと思うからです。
ひとりで頑張り続けなくて大丈夫です
ここまで読んで、「頭では分かった。でも、私の場合はどうなんだろう」と感じた方もいるかもしれません。
本を読んだり、動画を見たりすると、「なるほど」と思いますよね。
でも、そこで終わってしまって、「じゃあ、私のこの気持ちの根っこはどこにあるの?」という肝心なところまでは、なかなか降りていけません。
だから、頭では分かっても、現実が動かないことがあるんです。
ミラクルセッションは、私自身の経験と、その場でのひらめきを、ヒプノセラピー(催眠療法)と融合させた、独自のセッションです。
マンツーマンで向き合うので、「一般的にはこうです」ではなく、「あなたの場合はこうですね」というところまで、一緒に降りていけます。
そしてもうひとつ。
思い込みや心のブロックは、表面ではなく、潜在意識の根っこにあります。
だから、考え方を上から塗り替えようとしても、またもとに戻ってしまうんですね。
ミラクルセッションは、その根っこの部分から、潜在意識から、ゆっくりほどいていきます。
この二つがそろっているから、受けてくださった方が、少しずつ変わっていかれるのだと思います。
もし、「お祝いされる場面で落ち着かない自分を、そろそろ楽にしてあげたいな」と感じたら。
まずはプチ体験セッションで、悩みの原因と今の状況を一緒に整理できます。
一人で頑張り続けなくて大丈夫です。
あなたが、あなたのままで、安心して「ありがとう」と言える日が来ますように。
次にお祝いされるとき、どんな気持ちで迎えられたらうれしいですか?